抗しわ成分といえばレチノールが有名ですよね。でもアメリカではレチノールに代わる新たな成分「バクチオール」が大流行しているようです。
アンチエイジング化粧品の注目の新成分「バクチオール」の詳細と効果をみていきましょう!
アメリカでバクチオール入りの化粧品が大流行!最新のアンチエイジングコスメ
バクチオールで肌にハリが出た!滑らかになった!肌艶がよくなった!と喜びの声が続出しているアメリカで大流行中の化粧品があります。
その名も「ハービヴォア バクチオール セラム(HERBIVORE BAKUCHIOL SERUM)」。ハービヴォアはブランド名で、バクチオールが成分名です。
注目は何と言っても「バクチオール」という最新のアンチエイジング成分。
肌に優しくてアンチエイジング効果が高い!と使用者が急増しているようです。
アメリカではこのバクチオールが大流行しており、「ハービヴォア バクチオール セラム」以外にも様々なコスメメーカーがバクチオール入りの化粧品を販売しています。
抗しわ成分といえば、日本ではレチノールは有名ですが、バクチオールってなかなか聞かないですよね。日本ではアンチエイジング化粧品と言えば、ポーラや資生堂、コーセーなどが出しているレチノール入りの化粧品が有名です。
さて、バクチオールっていったいどんな成分なのでしょうか。
バクチオールとは?成分解説
バクチオール(Bakuchiol)は、マメ科のオランダビユという植物の種子から抽出された成分で、保湿や修復、抗菌作用に優れた成分です。
東洋医学では古来よりアーユルヴェーダなどで長年使われてきた成分ですが、ここ数年ではアンチエイジング効果としての働きに注目が集まり、研究や実験が進み化粧品にも使われるようになってきました。
バクチオールの効果とは?しわやたるみに効果はあるのか
バクチオールの働きは、肌の保湿や修復、抗菌作用だけでなくアンチエイジング効果も立証されています。特に注目したいのが抗シワ作用。
バクチオールを使った臨床試験が行われており、その結果が驚愕ものだったのです。
臨床試験紫外線で肌に負担を生じている16名を対象に、バクチオールを0.5%含有したクリームを毎日塗り続けてもらったところ、シワの深さが4週目で7%、8週目で13%、12週目で20%も減少した(浅くなった)という結果がでたとのことです。
細いシワがふっくら目立たなくなったり、肌の弾力性も改善されたという結果もでています。
これはすごい効果ですね。
これだけの効果が立証されているからこそ、アンチエイジング成分としてどんどん注目が集まっているんですね。
レチノールとバクチオールの違いは?
レチノールとバクチオールは分子の構造は特に似ているわけではありませんが、機能的に非常に類似した成分であることがわかっています。
バクチオールはレチノールと同じように、コラーゲンの生成を促す働きがあるんですよ。
さて、この両者の違いですが、効果は類似していますが、紫外線との関係性に関しては大きな違いがあります。
実は、レチノールは紫外線を浴びると紫外線に反応して炎症や痒みなどの肌トラブルを起こしやすいというのが難点でした。そのため、レチノールは夜のお手入れのみで使うのに適している成分といえます。また紫外線に関わらず、レチノール自体の刺激が強いので、敏感肌の人には使いにくいというデメリットがありました。
一方バクチオールは、紫外線で分解されることがないので、日中も気にせず使うことができ、低刺激のため敏感肌の人にも使いやすいというメリットがあります。
肌が敏感でレチノール系の化粧品を諦めていた人でも、バクチオールなら試してみる価値がありそうですよ。
バクチオール入りの化粧品は日本でも買える?
アメリカで流行中のハービヴォア バクチオール セラムはまだ日本未上陸のため、入手は困難です。
ハービヴォア バクチオール セラムを購入したい場合はメリーゴーランドが輸入販売し、2020年に上陸する発売予定です。(2020年1月11日時点ではまだ入荷予定はありません)
今試してみたいと言うことであれば、他のバクチオール入りの化粧品なら日本でもちょっとだけ取り扱いがありました。
①緑の森 Bセラム 7,000円
緑の森 Bセラム購入サイトはコチラ
②AGEST 初回限定50%OFF 3,600円
抗シワ評価試験済!植物幹細胞美容液エイジスト公式サイトはコチラ
オスキア 16セラム 20,900円
しかし、バクチオールが何%入っているのか公開されていないので、臨床試験と同じような効果がその化粧品にもあるかどうかは不明ですね。
また、ずっと売り切れ中のようなので、やっぱり入手困難みたいですね。
2020年はバクチオール配合の化粧品が日本にもどんどん増えると言われています。
次世代型レチノールとして注目を浴びているバクチオールの今後の動きには目が離せませんね。