切らないリフトアップ治療で定番となっているhifu（高密度焦点式超音波）ですが、現在たくさんの種類のhifuがあります。その中での2019年最新版はスマートソニック。
Hifuといえばこれまで代表的なのはウルセラとダブロの2強でしたが、最新のスマートソニックはいったい何が違うのでしょうか。
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スマートソニックやウルセラ、ダブロの開発国はどこ？
ハイフが日本で流行しだしたのは、アメリカで開発されたウルセラが日本に上陸したことから始まりました。
第一世代ウルセラの誕生ウルセラはアメリカで開発され、アメリカのFDA（日本の厚生労働省のような機関）からも承認を経ており、世界的にも圧倒的なシェアを誇っています。その分、実績症例も多いことから非常に信頼のできるハイフ機器として現在も日本では多くのクリニックがウルセラを導入しています。
ダブロは韓国で開発されたハイフ機器で、韓国では圧倒的にダブロが流通しています。
そして日本や中国にも数年遅れてダブロが上陸しました。
ダブロの進化を遂げたもの…という位置づけがイメージしやすいでしょう。
では、スマートソニックはいったい何が進化しているのでしょうか。
スマートソニックやウルセラ、ダブロの性能を比較
ハイフは音波エネルギーを特殊なフィルターを通して一点に集め、ショット打ちしていく技術です。
ハイフ初心者の人は、先にこちらの過去記事をお読みください。
ハイフは施術時に肌の上から機械をあて、皮下組織を狙ってショット打ちしていくものですが、顔の部位や目的に合わせて皮下何mmの深さを狙いうちするのか、調整しながら打っていきます。
そして、この1点に集める技術力と、深さをいかに調整できるのかがマシンの性能を大きく左右させます。
結論から言うと、最新のスマートソニックは、ウルセラとダブロの良いとこ取りという印象です。
アメリカ製のウルセラの深さは4.5ｍｍ、3ｍｍ、1.5ｍｍの3段階調整が可能です。
これに対し、韓国製のダブロは4.5ｍｍ、3ｍｍの2種類です。
また、エネルギーを1点にあつめるフィルター技術にも違いがあり、ウルセラは点状でダブロは円状になっています。
つまり、点のウルセラよりも円のダブロの方が焦点が大きいため、ウルセラの方が小さく鋭く熱が加わり、ダブロの方が大きくマイルドに熱が入るという違いがあります。
焦点の小さいウルセラは、音波エネルギーをギュッと集められている分、同じ出力の音波でもより強いパワーとなって顔の筋膜に熱を加えられます。そのため効果が高く、痛みが強いというのがウルセラの特徴でした。
一方でダブロは、焦点が大きい分、熱がマイルドに入るようになっています。その分痛みもマイルドに感じる人が多いようで、ウルセラより痛みが少ないハイフとして宣伝されていいます。
しかし、先ほども述べたように、ダブロは深さの調整が4.5ｍｍ、3ｍｍの2段階なので、浅い部分のアプローチには向いていません。
ウルセラとダブロの違いについてさらに詳しい比較は過去記事をご覧ください。
では、最新版のスマートソニックはどうなのか？
さらに深さがウルセラと同様1.5mm、3mm、4.5mmの3段階が可能という高性能設計になっています。
さすが次世代ハイフですね。
ウルセラとダブロのデメリットをカバーし、進化していますね。
スマートソニックの受け心地は？どれくらい痛い？
スマートソニックは、ダブロ以上に痛みが緩和されており、痛みに弱い人でも非常に受けやすいハイフです。
もとび美容外科クリニックさんがスマートソニックを実際に受けているときの動画をアップしてくれていましたので、これを参考にするといいですね。
軽く熱さを感じる程度なようですね。
かつては、「ハイフ＝痛い」というイメージが浸透していましたが、スマートソニックはその常識を見事に覆してくれているようです。
スマートソニックの効果は？従来のハイフとの比較
スマートソニックは、高性能にはなっているものの、使っている技術は従来と同様の高密度焦点式超音波システムですので、アプローチする目的や効果は従来と変わりません。
SMAS筋膜層にダメージを与えることで筋肉を熱収縮させ引き上げるという仕組みです。
• リフトアップ
• 二重あごの改善
• しわやたるみの緩和
• 血行促進効果
• 小顔効果
• コラーゲン生成
• 毛穴の改善
スマートソニックVSウルセラVSダブロ！一番効果が高いのはどれか
ハイフはウルセラのように点で鋭くエネルギーを集約して打った方が効果が高いのか？
それともダブロやスマートソニックのように円で大きく打った方が効果が高いのか？
痛い＝効果あり？
マイルド＝効果もマイルド？
さて、こういった意見はずっと議論されており、医師によって見解が随分異なります。
どのマシンを使ったとしても、出力を上げたり細かくあてたり、通う頻度などで結果は異なってきますので、マシンというよりも医師の技術力に大きく左右されるということでしょう。
これについては、ちょっと言及することができませんね。
スマートソニックはリフトアップピークが2ヵ月後
スマートソニックは、即時効果と遅延効果の2つがありますが、これは従来のハイフと特に変わらないようです。
照射直後にもリフトアップの即効性がありますが、その後日数を経過するごとに肌内のコラーゲン量が増えて3週間～2か月後にピークを迎えます。
回数を重ねるごとに長く持続するので、5~6回受けたころには、半年～1年持続するのが平均的です。
これについては個人差もあるでしょうし、医師の技量によっても左右されます。
信頼のできるクリニックに出会うことが一番ですね。
スマートソニックのダウンタイム
ハイフ(HIFU)は、どのマシンを使ったとしても肌の表面を切ったりしないのでダウンタイムはほぼありません。
でも、そんな中でも最新のスマートソニックはより一層ダメージが少ないといえます。
ハイフは、人によっては当日に赤みが強く出たり、熱がこもって肌表面に点状に浮かび上がったり、皮膚がずっと熱く感じるようなこともあります。この場合でも数日で回復するので心配はいらないのですが、スマートソニックはこれらの症状がほぼ出にくいといえるでしょう。
その日に人と会う予定があってもすぐにメイクも可能なので、安心です。
（クリニックによってはお酒などは禁止されることがあります。）
事前に医師にしっかり確認しましょう。
ハイフの価格は値下がり中？スマートソニックの価格相場
スマートソニックは、最新マシンではあるものの従来のハイフと比較してやや安価に受けることができるようです。
・ウルセラの相場 1回20～40万
・ダブロの相場 1回15～20万
・スマートソニック 1回8~15万
アメリカ製のウルセラは別格に高いですね。
価格が高いのは、マシンの費用と消耗品がアメリカ製のウルセラはかなり高いからです。
実は韓国製のマシンはコスパがよく、ダブロもスマートソニックもコストが安い分施術料金にも反映されており、かなり安く受けることができます。
また、ウルセラも含めて最近はハイフの価格が値下がりしており、身近で手軽な存在になりました。最新のスマートソニックもリーズナブルに受けられるようですね。
スマートソニックが受けられる美容クリニックやエステはどこ？
スマートソニックは、医療機器のためエステでは受けることができず、現在クリニックなどの医療機関のみで受けることができます。
東京都 もとび美容外科クリニック
東京都 しらゆりビューティークリニック
名古屋 グローバルビューティークリニック
大阪 81clinic
クリニックを選ぶときのポイント
クリニックを選ぶときは、いろんな種類のハイフマシンを持っているところを選ぶといいでしょう。中にはウルセラ、ダブロ、スマートソニックの3台を保持している心強いクリニックもありますよ。
1つのマシンにとらわれず、複数の種類を持ち合わせているクリニックなら、それぞれのマシンの特性を熟知しており、顔の形や理想、痛みに強いかどうかなど患者に合わせて最適なマシンをチョイスしてくれますよ。
まとめ
スマートソニックはハイフの最新のマシンです。性能もよく受け心地も評判がいいマシンですね。
これからハイフを初めて受けようと思っている人にとっては最新のスマートソニックは魅力的かもしれませんが、スマートソニックだけにとらわれず、大切なことはクリニック選びです。自分の理想を叶えてくれるクリニックを探してくださいね。
