しわやたるみが顔にできると、まず一番に頭に浮かぶことは「今使っている化粧品、このままじゃまずいかも!」といった焦りの気持ちですよね。
ちょっとでも若さを取り戻すためにも、もっといい化粧品はないのかと探すのは当然のことです。
さて、しわやたるみに効果的な化粧品とはどんな目線で選べばいいのでしょうか?
ここでは注目したい成分やポイント、使い方などをまとめてご紹介します。
たるみやしわを改善できる化粧品は限られています
たるみやシワが改善できる”シワ改善クリーム“は限られています。
実は、シワ改善クリームというのは国の許可を得られているものだけに限定されています。
シワ改善クリームと他のスキンケア化粧品との決定的な違いは、厚生労働省に認められている「医薬部外品」という点です。
理論的にもそして治験データでもシワの改善効果があるとして厚生労働省から認められた「薬用有効成分」を一定量配合しているものが、医薬部外品のシワ改善クリームです。
他のスキンケア化粧品が保湿や毛穴の収れん、美白、ニキビなど目的になっているのに対し、シワ改善クリームとして認められた化粧品は、その名のとおりシワの改善に特化した専用処方。
シワやたるみ撃退のために、それ相応の成分で作られています。
効果が認められた「シワ改善クリーム」を使って、毎日のスキンケアをしていきましょう。
たるみやしわでお悩みの人が注目すべき成分はこれ
しわやたるみ改善の効果が期待できる成分はごくわずかです。しわやたるみを重点的にケアしたいといった人は、以下の成分をしっかり覚えておきましょう。
・レチノール
・リンクルナイアシン
これらの成分はすべて、肌の弾力や水分量に関わっている成分で、シワ改善効果があるとして国で承認されているものです。
スキンケアで補うことで細胞をふっくらみずみずしく満たしてくれて、特に乾燥が原因でできている小じわをぷっくりと目立たなくしてくれます。
併せて、しわやたるみで悩んでいる人は積極的に補って欲しい成分は以下の通りです。
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・フラーレン
成分だけじゃない!臨床試験実施済みの抗シワクリームもオススメ
ニールワン、レチノール、リンクルナイアシンのように医薬部外品として国の承認は受けていない成分でも、その予備軍として同等の効果が期待できる成分は世の中にたくさんあります。美容成分は本当に奥が深く未知なるものです。
厚生労働省からは認められた成分ではなくても、保湿成分の配合量や処方から、シワに有効な設計で作られたという化粧品は実際にいくつも存在します。
数ある化粧品の中でも、
➡抗シワ試験実施済み
➡臨床試験データあり
といったような治験データのある抗シワクリームを選ぶことも、ぜひ取り入れてみてください。
理論と根拠のあるデータですから、他の化粧品よりもぐっと効果を実感しやすくなっていますよ。
たるみやしわの化粧品はクリームタイプを選ぶべし
しわやたるみのケアアイテムは、化粧水や美容液ではなく、クリームタイプがオススメです。水分が多く含まれているような化粧水タイプには、配合できる美容成分や保湿成分に限りがあります。
そのため濃厚に成分が凝縮されているクリームタイプを選ぶことがオススメです。
部分用のクリームタイプが最適
そして目元や口元用の部分ケアができる部分用クリームタイプが一つあると便利です。
肌はシワ以外にもシミやクマ、ニキビ、ざらつきなど様々な状態があり日々体調によっても変化するものです。
まずは基本の土台として、こうした肌のコンディションについては化粧水や美容液で肌に合わせて調整をしてお手入れしていきます。
そのうえで、気になる目元や口元のシワの部分に部分用のシワ改善クリームを活用していくのです。
長期継続が最も大切。続ける方法を考えること
お肌のお手入れに終わりはなく、短期集中で完了させるものではありません。日々の継続的なお手入れが、いつまでも若々しくられるための何よりも大切なことです。
つまり、
どんなに良い成分の化粧品でも高価すぎて1本しか買えない、続けられない、では意味がありません。
➡価格的に無理をせず続けられるもの
➡自分の肌に合ったもの
バランスを見て、ぜひ自分にあった化粧品に出会ってくださいね。