インナードライ肌で悩んでいる人はいませんか?
表面は皮脂でベトベトしているのに、肌はあきらかにつっぱる感じ…そんなアンバランス肌で悩んでいる人は必見です。
正しいスキンケアをすれば、ほとんどのインナードライ肌は改善できるんですよ。
ここではインナードライ肌のためのスキンケアの基礎知識を学んでいきましょう。
オイリー肌?それともインナードライ肌?
皮脂で肌の表面がベトベトしている、いわゆるオイリー肌の人でも、実はオイリー肌には大きく分けて2つのタイプがあります。
・真性オイリー肌:肌の内側の水分量が多く、表面の皮脂の分泌量も多い
・インナードライ肌:肌の内側の水分量が不足、表面の皮脂の分泌量多い
どちらも皮脂の分泌量が多いので、見た目は皮脂でテカテカしており、触るとベタベタしています。
そのため、自分がオイリー肌だと思っている人でも、いったいどちらのタイプなのか見た目や手触りだけで正しく見極めることはとても困難です。
インナードライ肌とは?
インナードライ肌は、肌の内側の水分量が不足している時に、これ以上水分を蒸発させないように皮脂が多く分泌されている状態の肌です。
皮脂膜を強化して肌に蓋をする状態ですね。
通常は、一時的に皮脂分泌が増えたとしても、徐々に肌の内側の水分が満たされれば「もう蓋をする必要はないな~」と判断されて皮脂はおさまっていきます。
しかし、慢性的に肌の水分不足が続いていると、皮脂の分泌が過剰になったままの状態が続いてしまい、常にテカテカ、ベトベトしたインナードライ肌となってしまうのです。
インナードライ肌の特徴!セルフチェック
■見た目は潤っているが、触るとゴワゴワしている
■Tゾーンはべたつくが、目の周りや口の周りはカサカサしている
■洗顔後、肌がつっぱり、皮脂が多く分泌される
■ファンデーションをつけると鼻や頬などから皮脂がくずれする
これらに2つ以上当てはまったら、インナードライ肌の可能性が高いです。
正確な診断は、百貨店の化粧品カウンターなどで水分量と油分量を計って診断してもらいましょう。
インナードライ肌にオススメのスキンケア
インナードライ肌は、日頃のスキンケアでほとんどが改善できます。
正しいスキンケア方法を学びましょう。
①クレンジングと洗顔は“皮脂を洗い落とし過ぎない”ものを選ぶ
一番大切なのは、クレンジングと洗顔料の選び方です。
その化粧品のコンセプトをしっかり確認し、皮脂膜を守るものや、皮脂を落とし過ぎないものを選ぶようにしましょう。
プロムセリュール クレンジングミルク
商品名:クレンジングミルク
価格:5,800円
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②しっとりタイプの化粧水をたっぷり使う
もし、さっぱりタイプの化粧水を使っている人でインナードライ肌に悩まされている場合は、しっとりタイプの物に切り替えてみてください。しっとりタイプの化粧水で水分が肌に留まるようになれば、皮脂の分泌がおさまるようになります。
化粧水はしつこいくらいに何度も保湿し、しっかりと水分を補給します。
日中はメイクの上からも噴射するようにして、補給すると効果的です。
③乳液やクリームもきちんと使う
インナードライ肌の人は乳液やクリームを敬遠しがちですが、角質層を整えて蓋をするためにも化粧水の後にきちんと使った方がいいです。
乳液やクリームの中のオイル分がどうしても苦手という人は、オイル分ではなく他の成分(糖など)でオイルと同様の蓋の役目をしてくれる化粧品を選ぶといいでしょう。
オルビス オルビスユーシリーズ
商品名:オルビスユーシリーズ
価格:7,000円
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まとめ
インナードライ肌は、内側の水分が不足している状態なので、放置するとしわやたるみの悪化につながったり、肌荒れがなかなか回復しなかったりなど、悪循環をもたらしてしまいます。
日頃のスキンケアで水分と油分のバランスを整えていくことがとても大切です。
正しいスキンケアを行って、インナードライ肌を改善していきましょう。