表情筋を鍛える方法で人気の食事中の噛み方とは!?

セルフケア

しわやたるみの原因の一つである表情筋は、毎日の食事の中で「噛み方」を意識するだけで鍛えることができます。
しっかり噛んで、しわやたるみの予防と改善につなげましょう!

セルフチェック!表情筋を衰えさせる間違った噛み方

・噛むときに口を開けている
・片方の歯ばかりで噛む癖がある
・食事は汁物や柔らかいものが多い
・飲み込むのが早い
・早食い

これらの癖がある食べ方をしている人は、癖のない人に比べて表情筋が早く衰える傾向にあり、その分顔のたるみやしわを引き起こす年齢が早まる可能性が高いです。
表情筋は顔の深部にある土台で、たるみやシワに直結する大切な基礎の部分です。
まずはここをしっかりと鍛えて、顔を支える筋力をつけるようにしましょう。

よく噛んで表情筋を鍛えましょう!

噛む動作は顔全体の筋肉を使うので、表情筋を鍛えるうってつけのチャンスです。
しっかり噛んで、顔の筋肉をしっかり鍛えましょう。
特に噛むときに使う顎や頬、口元の筋肉がよく鍛えられ、フェイスラインに変化が表れます。
顎や頬がスッキリしたり、リフトアップすることで小顔になったりなど、噛む動作ひとつで顔の根本をケアすることができます。

よく噛むことはほうれい線に特に効果的!

噛んで顎を動かすときに、顎の骨から連結された頬の筋肉をよく使います。
特に固いものを食べるときには、頬の筋肉をめいいっぱい使っています。
口をしっかり閉じて噛むことで、口の筋肉も同時に鍛えることになるため、結果的にほうれい線に一番効果を発揮するのが噛むトレーニングです。

ほうれい線を今よりもずっと目立たなくしたり、ほうれい線をできにくい頬にしたりなど、咀嚼をすることでしっかりとリフトアップを図ることができます。

噛むトレーニングでほうれい線⇒目元の順でリフトアップ

噛んで表情筋を鍛えることでまず頬が引き上がりほうれい線が目立たなくなります。
そして頬がしっかりリフトアップすれば、自然に目元の垂れ下がりを予防することができます。
まずはほうれい線、その次に時間差で目元の小じわやたるみに効果をもたらすというわけです。

噛み方に気を付けて、表情筋を鍛えるだけで高いアンチエイジング効果をもたらすので、ぜひ普段の食事から噛み方を改善していきましょう。

表情筋を鍛える正しい噛み方

ではさっそく、表情筋を鍛える正しい噛み方をマスターしましょう。
以下、とてもシンプルな動作に見えますが、実際にやってみるとかなり顔の筋力を使います。

噛み方口を閉じて奥歯でゆっくりしっかり噛みます。
※奥歯を噛んだときに頬の筋肉(咬筋)が鍛えられているのを意識してゆっくりしっかりかみましょう。
唇は開けずに、口の動作をやや大きめにして、奥歯で30回噛みます。
心の中で回数を数えながら、必ず左右均等の回数で噛むようにします。
最後に、ゆっくりと飲みこみます。これを一通り食事が終わるまで繰り返します。

簡単そうに思えますが、普段あまり噛む習慣のない人の場合、最初のうちは、次の日に筋肉痛のような顔のだるさを覚えるほどの筋力を使います。

普段より食事に時間がかかるようになりますから、ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、消化吸収もよくなり、美容と健康にもつながりますよ。

噛むトレーニングのメリット
この「よく噛む」というたったこれだけのトレーニングですが、食事の習慣をただ変えるだけでできる一番身近なトレーニングです。

・余計なコストがかからない
・特別な準備は不要
・今日からすぐできる
・ガム1枚からでも始められる
・食事のたびに鍛えられる
・食べ過ぎを防げる
・胃腸の働きがよくなる

このように、しわやたるみの改善や予防だけでなく、さまざまなメリットがあります。
究極のアンチエイジングともいえる方法です。ぜひ普段の食事習慣の中に取り入れてみてくださいね。