自力で乾燥じわを消す!!たった5分のコットンパック+オイルケア

セルフケア

乾燥が原因のシワなら、肌を保湿する集中ケアをするだけで、自力で撃退することができます。
頬や目の周りなどに、カサカサとしたちりめんジワを見つけたら、早めに対処しましょう。
ここでは乾燥ジワにオススメのコットンパックと化粧品の選び方について解説します。

自力で治せる乾燥ジワとは

鏡で顔をよく見てみると、大きなシワ、小さなシワ、深いシワ…といろいろあると思いますが、その中で”乾燥ジワ”なら自力で撃退することができます。
乾燥ジワは、角質層に水分が不足して一時的に硬化している状態です。水分が不足しているために表皮が変形しており、細かく、ちりめんのようにシワシワ…となっているのが特徴です。表皮上のシワのため、しっかり水分補給をすれば、ほとんど目立たなくすることができるものです。

乾燥ジワの特徴・目の周辺、特に皮膚の薄い部分にある細かいシワ
・口角付近の乾燥している部分にある小さなシワ
・シワを触るとカサカサしている
・肌の表面が乾燥して硬い
・化粧水が浸透しにくい

乾燥ジワを消すための3つのポイント

乾燥ジワには、以下の3つがポイントになります。

1水分を補給する
2水分を閉じ込める
3バリア機能を正常化する

これらはどれが欠けてもダメです。
1つ目の水分補給の大切さは説明するまでもありませんね。乾燥ジワは水分が不足しているのですから、水分補給が何よりも大切です。
そして、補給した水分が角質層にとどまるように閉じ込めることも重要です。
また、乾燥ジワは角質層が乱れており皮脂も不足し、肌のバリア機能が働いていない状態ですから、これを修復して正常化しないと皮膚炎やさらなる真皮層へのシワに進行してしまうおそれがあります。シワの予防のためにも、バリア機能を正常化することが大切になります。

乾燥ジワにオススメ!たった5分でOK!コットンパック+オイルケア

乾燥ジワには先ほどの3つのポイントを満たすことが大切になりますが、それを一気に叶えてくれる方法がコットンパックとオイルケアです。
たった5分でできちゃうお手軽なお手入れの上に、乾燥ジワ撃退にしっかり効果が出るのでオススメです。

コットンパックの準備物

コットン、サランラップ、化粧水、オイル系の美容液

コットンパックやり方

1. 洗顔後、いつも通り化粧水を顔に塗ります
2. コットン全体に化粧水をしみこませます
3. 乾燥ジワが気になる部分にコットンを乗せ、肌と密着するよう軽く上から押さえます
4. さらにコットンの上からラップを乗せます。
5. 5分経ったらとり、顔全体に”オイル系美容液“を塗布します。

最初の3日間は毎日行い、その後は週2程度でOKです。
肌の様子を見ながら行ってください。
化粧水はトロッとしたタイプでもサラサラのタイプでもどちらでも大丈夫です。

ラップは必ずコットンより大きめにしてください。コットンが渇いてしまうと、逆に肌から水分を奪ってしまうので、失敗の原因になります。ラップがあるだけでそのリスクがほぼ回避できます。

オイル系美容液はバリア機能修復にかなり重要

行程5の”オイル系美容液“ですが、乳液やクリームで代用するのではなく、オイル系美容液を推奨します。
特に、乾燥ジワの人は表皮に皮脂がなく、バリア機能が壊れている状態です。
乱れた角質層から水分がすぐに蒸発してしまうので、皮脂膜の代わりになる疑似皮脂膜を作る必要があります。それは乳液やクリームでは力不足で、皮脂膜の代わりにするならオイル系が一番長時間肌を保護してくれます。

オイル系美容液とは?

オイル系の美容液とは、例えばホホバオイルやスクワランなどといった美容効果の高いオイルが主体でできた美容液です。主成分が水ではなくオイルでできており、そこにビタミンCやビタミンEなどといった美容成分が入っています。
オイル原液を使うと独特のニオイやベタつきが気になりますが、オイル系美容液なら改良されているのでとても使いやすくてオススメです。

オイルが主体なので、ほんの1~2滴でしっかり肌の上でベールとなって疑似皮脂膜の働きをしてくれます。

どんなオイルを選んだらいい?

肌に合っていればほとんど皮脂膜として働いてくれます。
オイルの種類によって香りや使用感、肌なじみが違うので、自分に合ったものを選んでみてください。初めて使うのであれば、以下を参考にしてみましょう。

ホホバオイル
人間の皮脂膜に一番近い分子構造を持っていると言われているのがホホバオイルです。
角質層を滑らかに整えて、肌なじみがよく長時間安定してとどまってくれるので、ハリとうるおい、艶を与えてくれます。

スクワランオイル
サメや植物から抽出したスクワレンという成分からできているのがスクワランオイルです。スクワレンは人間の皮脂膜にもある成分なので、肌なじみがよく素早く浸透していきます。
他のオイルに比べてベタつきが少なく、サラッとした使い心地です。

アルガンオイル
モロッコ原産のアルガンツリーという木から取れるオイルで、黄金のオイルとも呼ばれています。大変希少で高価です。シワに効くビタミンEの宝庫で、抗酸化作用に優れています。

馬油
古くから肌荒れやアトピーの民間療法として使われるオイルです。馬セラミドが肌の角質層に素早く浸透し、細胞と細胞の間をつなぎとめるゼリーのような役割をして潤いを閉じ込めてくれます。

他にも、美容オイルは50種類以上存在します。自分にあったオイルを選んで、乾燥ジワを撃退しましょう。

まとめ

乾燥ジワはしっかりとお手入れすれば、自力で治すことができます。
コットンパックとオイルケアは、水分補給、閉じ込め、バリア機能の正常化を全て満たしてくれる効果的なお手入れです。正しいやり方で、乾燥知らずのツルスベ肌を手にいれてくださいね。