シワ改善に役立つ食べ物って何があるんだろう?
ちょっとでもアンチエイジングを期待するなら食べ物に気を付けるのは当然ですね。
今回は、シワにばっちり効果のある食べ物を徹底調査しました。また、シワ対策におすすめな美味しいレシピも3品紹介。美味しく食べて、楽しくシワケアしていきましょう。
これを食べればシワを撃退?!―シワに効く栄養素
ではさっそくシワに対抗するための食べ物をご紹介します。栄養素についても解説するので、しっかりおさえてくださいね。
1.ビタミンCは基本! ―キウイフルーツ、イチゴ、キャベツ、ブロッコリー
シミ対策として、いちばんに出てくる“ビタミンC”。実は、シワにも効果があります。
シワは肌の弾力やハリを支えるコラーゲンがダメージを受けることでできるのですが、そのコラーゲンは、私たちの体内で作られます。そのとき、必要なのがビタミンC! ビタミンCが、コラーゲン完成のための最後の仕上げをするのです。
また、ビタミンCはストレスを感じたときにも必須! ストレスを感じると、ビタミンCもたくさん消費されてしまいますし、ストレスもやはりシワの原因の一つですから、ビタミンCはいつも意識して補充したいですね。
2.鉄はコラーゲン生成に重要―ほうれん草、大豆、切り干し大根、ひじき
鉄はコラーゲンを作るのにとても重要な役割を果たすミネラルです。つまり、ビタミンCと同じく、鉄が足りないとコラーゲンが完成しないのです。コラーゲンが完成しなければ、やはりシワへ一直線! そう考えると鉄もしっかり摂らねば!ですね。
鉄は、タンパク質やビタミンCと一緒に摂るとさらに効果が上がります。
3.若返りのビタミンE―アボカド、カボチャ、豆腐、ゴマ、アーモンド
「若がえりビタミン」とも呼ばれるビタミンE。このビタミンEにも、いろいろな働きがあります。
例えば、女性ホルモンの分泌を促したり、血流をよくしたり。それによって、肌の新陳代謝が活発になります。また、抗酸化作用がとても強いので、紫外線によってできた活性酸素を除去してくれます。活性酸素は、体のさまざまなところにダメージを与えますが、シワの原因にもなっているのです。
ビタミンEは脂溶性ビタミンですから、脂質と一緒に摂ると効果的です。
4.抗シワに良い赤い食べ物―エビ、サケ、イクラ、ニンジン、トマト
エビやサケ、イクラ、ニンジン、トマトなどは全部「赤い食べ物」ですよね。その“赤”をつくり出しているのが、アスタキサンチン、β‐カロテン、リコピンといった、「フィトケミカル」と呼ばれるもの。これらフィトケミカルを含む「赤い食べ物」は、ビタミンEと同じく、抗酸化作用にすぐれています。つまり、体内にある活性酸素を除去することでシワに対抗する力を貸してくれるのです。
自宅で簡単!シワに効果ありなおかず3品
シワに効く食べ物を栄養的な視点から見てきました。では、実際にこれらを使って美味しいおかずを作ってみましょう。
【オススメ1】ほうれん草と豚肉の中華炒め
レシピ手順
1、切った豚肉は醤油で軽く味付けをしておく
2、フライパンでスクランブルエッグを作り、別皿に取っておく
3、油をひいて、豚肉を炒め、色が変わったところで、ほうれん草を加え、炒め合わせる
4、酒、鶏ガラスープの素、オイスターソースで味付けをし、2を戻して炒め合わせる
5、ゴマを加え、ひとまぜする
ほうれん草のビタミンCや鉄は、豚肉のタンパク質と合わせて摂ると効果的です。
中華炒めを紹介しましたが、しょうゆ+みりんで甘辛く味付けても美味しいです。
また、ほうれん草は小松菜でもよいです。
【オススメ2】ひじきのレモンマリネ
1、ひじきを煮戻す
2、レモン、しょうゆ、オリーブオイル、塩でマリネ液を作り、1を和える
3、食べる直前に、切ったトマト、大豆(水煮缶)を加え、和える
ひじきの鉄、レモンのビタミンC、大豆のタンパク質、トマトの赤、とシワに対抗してくれる栄養がたっぷりなマリネです。レモン味が効いて、さっぱりしているので食欲のないときにも美味しくいただけます。好みで、塩もみしたニンジンを加えてもよいです。
【オススメ3】イクラとアボカドの丼
1、ご飯にすし酢をまぜて、さましておく
2、ご飯を盛った上に、大葉を敷き、アボカド・イクラ・ミニトマトを彩りよく飾る
3、しょうゆをかけ、好みでわさびを置く
これも抗酸化作用が大きく期待できる丼です。また、時短で出来上がるのも良いところ。イクラを、スモークサーモンにするとおもてなしにもなります。
まとめ
私たちの体は、食べたもので出来上がっています。
もちろん、化粧品やマッサージなどの「外側」からのケアも大切ですが、食べるものを工夫して「内側」からケアしていくことも効果あり!
美味しく食べて、しっかりシワケア。
できるところから、始めてみませんか?